働く女性の健康
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働く女性のためのメディカル・ケア分野


働く女性健康研究センター
主任研究者 矢本 希夫 ;和歌山労災病院産婦人科部長


【説明】 男女雇用機会均等法の強化や労働基準法の女性保護規定 の撤廃等の法律の改正により、女性の深夜労働、時間外労働及び休日労働が可能となり、それに伴ってあらゆる職場で女性の就業が進んでいます。
 そのため、女性の新たな健康管理対策が求められていることから次の研究開発を行います。


【研究1 職業生活を通じての女性の健康管理に関する調査研究】
 働く女性にとって職業生活を送る15歳から64歳までの期間は、同時に月経周期や加齢の変調が起こる期間でもあることから、月経周期や加齢の変調が、働く女性の「就労の質」(Quality of Working Life ;QWL)にどのような影響を及ぼしているかについて次の3つの調査・研究を実施し、これらに配慮した職場管理の在り方を探り、働く女性が効率よく快適に安心して働ける職場の環境整備と、健康管理・疾病予防に対するサポート充実に役立てます。


A 月経関連障害が働く女性のQuality of Working Life (QWL)に及ぼす影響
B 更年期障害が働く女性のQuality of Working Life (QWL)に及ぼす影響
C 女性の深夜・長時間労働が精神的及び内分泌環境に及ぼす影響


【研究2 女性外来のモデル・システム開発に関する研究】
 平成13年度から働く女性を対象とする女性外来を設置している関東労災病院、中部労災病院、東北労災病院、和歌山労災病院の担当医師を中心にして、働く女性を対象とした女性外来の理念や院内、院外の専門診療科との連携等の推進体制などを検討し、モデル・システムを提案するとともに、女性外来の臨床で課題となっている事項について臨床研究を行い、働く女性への質の高い医療の提供を目指します。

働く女性のためのヘルスサポートガイド

働く女性のためのヘルスサポートガイド

(独)労働者健康福祉機構主催「女性医療フォーラム」を振り返って

発行年月:平成20年11月(第2刷)
発 行 所:独立行政法人労働者健康福祉機構 勤労者医療課

 労働者健康福祉機構では働く女性の健康と福祉の増進に寄与するため「Quality of Working Life(就労生活の質)」の向上を目的として労災病院グループで「働く女性のための専門外来」や「働く女性メディカルセンター」を開設し、これまでに専門外来等で得られた知見、エビデンス等を広く社会に周知し、他の医療機関、産業医、保健師等の医療関係者に対して業務の参考にしていただくことを目的に「女性医療フォーラム」を立ち上げ、現在まで継続的に開催してきました。
 そこで、今般、第1回から第5回までの「女性医療フォーラム」の内容を取りまとめた「働く女性のためのヘルスサポートガイド」を発行いたしました。

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