働く女性の健康
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研究1‐A・B
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(研究1‐C)女性の深夜・長時間労働が精神的および内分泌環境に及ぼす影響に関する調査研究
今回の研究で得られた知見


(1) 夜間勤務の看護師では、明るい所で勤務するため、夜間暗闇で上昇する血中メラトニンが上昇しないことが解明された。不規則な月経周期発症との関連が示唆された。


(2) 看護師における昼間、準夜、深夜勤務の各種ホルモンの血中値への影響を検討したところ、勤務時間により、異なる変動を示した。「労働により低下するホルモン」と「労働により上昇するホルモン」が、存在することが明らかとなった。労働によるホルモン分泌の変化についての研究は、世界でも例をみないものであり、全く新しい視点からの検討である。また、生体反応としてのホルモン分泌の変化を測定することによって、労働強度を客観的に評価できる指標の実現が可能であることを示唆している。本研究のデータを基礎として、今後更に詳細を検討してゆく必要がある。













 





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