働く女性の健康
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(研究2)女性外来のモデルシステムに関する研究
本研究の学術的特色


 わが国における女性外来のほとんどが、「女性医師による女性のための外来」を重視し、通常よりも時間をかけた問診・診察を行い、「丁寧さ」「相談しやすさ」を売り物にしている。すなわち。女性特有の疾患を治療する産婦人科の発展的外来なのか、専門医療への架け橋的総合外来なのかといった診療形態は施設により様々であり、各施設によって様々な方法で運営されている。しかし患者のニーズに答えながらも各病院の体制に合わせた女性外来のあり方を模索する必要がある。


 また、予備調査(中部労災病院)からの女性外来の受診理由として、余裕のある診療時間・納得できる説明が多く、女性特有というよりは、「3分間診療」や「医療の細分化」などわが国の医療体制の不備を補填する医療が要求されている。
 

 全国に展開されている女性外来では、それぞれの病院での、受診理由・疾病の比率のなど発表されているが、働く女性についての研究はなされていない。労災病院には働く女性の健康管理を担う使命があると考えられ、女性医療の立場から働く女性の疾病・健康管理について検討を行う。















 





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