令和2年度の両立支援コーディネーター基礎研修の開催結果です
両立支援コーディネーター基礎研修
労働者健康安全機構では、患者さんを中心に医療機関と職場との間で情報を提供し、仲介・調整の役割を担う「両立支援コーディネーター」を養成するため、「両立支援コーディネーター基礎研修」を実施しております。
平成27年度に機構職員を対象として開始しましたが、平成29年度からは受講対象者を一般の方々(医療従事者・企業の労務担当者・社会保険労務士・患者団体関係者等)に拡大し、両立支援の「理念」の普及とコーディネーターの養成を行っております。平成30年度からは厚生労働省から通達が発出され、研修のカリキュラムが明記されたことから、これに適応するよう内容を追加して行っています。
令和2年度は新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、集合形式での研修をオンライン形式での研修に変更して開催いたしました。
オンライン研修では、受講される方の負担を考慮し、一部を動画配信研修(オンデマンド)とすることにより、事前に動画配信研修を受講いただいた後、WEBライブ講習(演習等)を受講いただくことにいたしました。
オンラインに変更したことにより、より多くの方に受講いただけるようになるとともに、全ての都道府県から幅広い職種の方に受講いただきました。(【令和2年度開催状況】参照。)
また、これまでは、がん、糖尿病、脳卒中、メンタルヘルスの4疾病ごとに分かれていた「治療と仕事の両立支援マニュアル」を全ての疾患に対応する「治療と仕事の両立支援コーディネーター」に改訂するとともに、実際の支援の場でも使用されている「就労と糖尿病治療両立支援手帳」、厚生労働省監修の「事業場における治療と仕事の両立支援のためのガイドライン」「企業・医療機関連携マニュアル」と併せて、受講者全員に配付しました。
【令和2年度開催報告】
〇令和2年9月~令和3年3月の間に計7回開催しました。(受講者数3.402名)
【受講者職種内訳】(n=3.402名)
【受講者の評価】
○受講者アンケート結果
1.理解度:96.2%(集計計3.532枚)※未修了者含む
2.満足度:95.6%(集計計3.532枚)※未修了者含む
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