研究実施に関する情報公開

研究課題名 原発性小腸癌におけるリスク因子の検討(病院機能向上研究)
試料・情報の利用目的及び利用方法(他の機関へ提供される場合はその方法を含む。) 原発性小腸癌は消化管癌の2.1%と大変まれな癌である。近年はCTやPETなどの画像診断の向上及び、小腸内視鏡検査、カプセル内視鏡の登場により、診断機会は増加している。しかし原発性小腸癌の35%は遠隔転移を伴うstageⅣで発見され早期発見は困難である。
大腸癌では喫煙、アルコール摂取、肥満により発癌リスクが増大するといわれているが、小腸癌については報告されていない。本研究は病職歴データベースを用いた症例対象研究を行い、原発性小腸癌患者の喫煙、アルコール摂取、肥満及び職業との因果関係を明らかにし、今後の原発性小腸癌対策(予防や啓蒙活動など)や早期発見及び治療成績の向上に貢献することを目的としている。
利用し、又は提供する試料・情報の項目 こちらをご覧ください。
試料・情報の提供を行う機関の名称及びその長の氏名 独立行政法人 労働者健康安全機構  理事長 有賀 徹
提供する試料・情報の取得の方法 病職歴調査により取得。病職歴調査の詳細についてはこちらをご覧ください。
提供する試料・情報を用いる研究に係る研究責任者(多機関共同研究にあっては、研究代表者)の氏名及び当該者が所属する研究機関の名称 独立行政法人 労働者健康安全機構 大阪労災病院 消火器内科 平尾 元宏
利用する者の範囲 上記に同じ
試料・情報の管理について責任を有する者の氏名又は名称 独立行政法人 労働者健康安全機構 大阪労災病院 院長 田内 潤
研究対象 平成17年4月から令和元年3月までの間に労災病院にご入院されていた方
個人情報の取り扱い 利用する情報は、お名前、住所など、患者さんを直接識別できる個人情報は含みません。また、研究成果や学会及び学術雑誌で発表する際も患者さんを特定できる個人情報は含みません。
問い合わせ窓口

○本研究の対象となられる患者さんで本研究にご賛同いただけない方は、病職歴調査を実施した労災病院の医事課(職歴調査員)までご連絡ください。
また、識別される個人情報の開示をお求めになる場合も、上記労災病院までご連絡ください。なお、開示にかかる手数料が発生する場合がございますので、あらかじめ病院へお問い合わせください。

○その他、本研究に関するお問い合わせ

【労働者健康安全機構本部】
労働者健康安全機構勤労者医療・産業保健部勤労者医療課
神奈川県川崎市中原区木月住吉町1-1
TEL 044-431-8642

【大阪労災病院】
大阪府堺市北区長曽根町1179-3
TEL 072-252-3561

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病職歴データベースを活用した研究実施に関する情報公開

研究課題名 研究期間
本邦におけるじん肺における膠原病、腎症特にANCA関連腎疾患の合併頻度に関する調査研究 H26.4.1~H29.3.31
女性特有の疾病等が就労に及ぼす影響及びその治療と就労の両立に関する調査研究 H27.4.24~28.3.31
じん肺患者が入院加療を必要とした原因疾患に関する調査 H27.4.1~28.3.31
脊椎インストゥルメンテーション患者にアフターケアは本当に必要か?全国労災病院と産業医科大学を含む他施設大規模調査 H27.4.1~H30.3.31
病職歴調査データを活用した入院患者の職場復帰に関する現状調査 H27.4.1~28.3.31
喫煙とがんの疫学研究(多施設共同研究) H28.6.1〜H33.5.31
若年性胆管がんの疫学的研究及び印刷業と悪性腫瘍若年発症の関連性の検討 H27.4.1~28.3.31
入院患者病職歴調査による職歴と病歴の関係等に関する疫学研究 H25.4.1~H28.3.31
入院患者病職歴調査による職歴と病歴の関係等に関する疫学研究 H26.4.1~H29.3.31
入院患者病職歴調査による職歴と病歴の関係等に関する疫学研究 H27.4.1~H30.3.31
消化器病領域の病職歴、医療経済を含めた疫学的検討 H27.2.24~32.2.23
病職歴調査とリンクさせた退院後職場復帰調査 H28.4.1~H30.3.31
化学物質の有害性評価を加速するための国内疫学的サーベイランス手法の開発 H29.7.13~H30.3.31
転移性骨腫瘍患者の実態調査 H30.4.1~H32.3.31
入院患者病職歴調査による疾病予防と復職に関する疫学研究 H30.7.1~H33.3.31
切迫流産・切迫早産の発生率と就労との関係に関する検討 H30.4.1~H31.3.31
原発性小腸癌におけるリスク因子の検討(病院機能向上研究) R1.4.1~R3.3.31
入院患者病職歴調査による疾病予防と復職に関する疫学研究 R3.4.1~R6.3.31
病職歴データを用いた働く女性の不安要素の解明と支援ツールの開発(病院機能向上研究) R3.4.1~R5.3.31
病職歴調査データを利用した深層学習による、テイラーメード検査、診断、治療を明らかにする検討(病院機能向上研究) R3.4.1~R5.3.31
入院病職歴データベースを基礎とし、データソースとlinkageすることで探る、患者の社会的背景が病因、疾病予後、入院医療費へもたらす影響の検討 R4.4.1~R6.3.31
ストレス社会における痛風・高尿酸血症の年度別発生頻度調査(病職歴調査データを利用した研究)(病院機能向上研究) R4.4.1~R6.3.31
全国労災病院データからみた未破裂脳動脈瘤治療の在院日数の推移」(病院機能向上研究) R4.4.1~R6.3.31