研究報告 方法と対象
患者
平成22年12月～平成25年7月までに全国６か所の労災病院及びその近隣実地医家受診中の糖尿病患者1,301人にアンケートを行った。組成は男性が79%、平均年齢は55.6±10.2歳、2型糖尿病患者が92%であった。
- 雇用・勤務状況
- 食事調理者について
- 糖尿病歴、医療者とのかかわり、検診受診状況
- 治療と仕事上の問題点 など 22 項目
- （主治医記載）HbA1c等の患者データ など 19 項目
企業
平成24年6月～12月までに全国６か所の労災病院近隣県下の産業保健推進センター、労働基準監督署、労働基準協会の協力のもと、810社の企業にアンケートを行った。
製造業が45.4%と最も多く、卸売・小売業10.7%、建設業9.4%、サービス業7.9%であった。
- 業種・企業規模等
- 産業医の勤務状況
- 従業員の血糖管理・治療状況等の把握
- 定期健康診断について など 22 項目
医師
平成24年10月～平成25年4月までに全国３２か所の労災病院及び患者アンケートにご協力いただいた実地医家医師96人にアンケートを行った。
- 患者からの勤務等の把握、相談
- 企業への要望等 など 8 項目患者からの勤務等の把握、相談
- 企業への要望等 など 8 項目
