勤労者医療フォーラム 市民公開講座のご報告
市民公開講座「がん患者の治療と職業の両立支援」報告
2011年11月12日(土)15:00~17:00
こどもの城 8階研修フロアーにて
多くの皆さまにご参加いただきました。ありがとうございました。
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開会のことばを述べる 東京労災病院 野村 和弘 院長 |
来場された皆様に向けて挨拶をされる 労働者健康福祉機構 名川 弘一 理事長 |
基調講演1
座長 門山 茂(東京労災病院 職場復帰両立支援研究センター長)
「乳がん、大腸がん、肝がんの治療と就労」 乳がん治療法から乳がん患者さんの特徴を解説し、アンケート調査から就労状況等について、解説していただきました。 |
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大腸がんの治療と就労: 大腸がんの手術法、ステージ、治療方針などを解説し、アンケート調査から就労状況等について、解説いただきました。 |
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肝がんの特徴と治療の問題点: 肝がんの原因や特徴とその治療について、実際の内視鏡画像などを使用し、解説していただきました。 |
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基調講演2
座長 門山 茂(東京労災病院 職場復帰両立支援研究センター長)
「治療と就労の両立と個人情報保護法~ 問題を考えるための予備知識として、法律(労働安全衛生法、労働契約法、個人情報保護法)、判例、ガイドラインをわかりやすく解説していただきました。 |
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パネルディスカッション
司会 | 嶋田 紘(労働者健康福祉機構 特任研究ディレクター) |
門山 茂(東京労災病院 職場復帰両立支援研究センター長) |
パネリスト
産業医 | :柿沼 歩 先生、川名 一夫 先生 |
労務担当者 | :高橋 信雄 先生、森田 司 先生 |
患者会 | :河村 裕美 先生、吉田 道雄 先生 |
がん経験者 | :上野 創 先生 |
社会保険労務士 | :森井 博子 先生 |
会場の様子
がん患者の治療と職業の両立支援
2011年11月12日(土) 15:00~17:00
こどもの城 8階研修フロアー
- 主催
- 独立行政法人労働者健康福祉機構
- 独立行政法人労働者健康福祉機構 東京労災病院
- 協賛
- 第59回日本職業・災害医学会総会
- 参加費
- 無料(要事前申込)
基調講演1 15:00~15:30
「乳がん 大腸がん 肝がんの治療と就労」
- 座長
- 門山 茂(東京労災病院 職場復帰両立支援研究センター長)
- 講師
- 高塚 雄一(関西労災病院 診療顧問)
- 尾崎 正彦(横浜労災病院 副院長)
- 草塩 公彦(千葉労災病院 第三外科部長)
基調講演2 15:30~15:50
「治療と職業の両立と個人情報保護法
~個人情報保護法と会社の健康配慮義務~」
- 講師
- 森井 博子(森井労働法務事務所 所長、元労働基準監督署長)
パネルディスカッション 15:50~17:00
「何処まで上司に説明すべきか? 患者の権利と義務」
- 司会
- 嶋田 紘
(独立行政法人労働者健康福祉機構 特任研究ディレクター) - 門山 茂
(東京労災病院 職場復帰両立支援研究センター長) - パネリスト
- 産業医・労務担当者・患者会・社会保険労務士 等
がん患者の治療と職業の両立支援において、患者、医療者、企業、産業医が正しい情報を共有することで就労と治療の両立を円滑に進めることが可能と考えられます。
しかし、患者側には「がん」という病名を知られてしまう事で不利な立場に立たされるのではないかという不安があります。一方で、企業側には正確な情報が伝わらないことで適切な援助や就労条件を決めることができない場合があります。
本フォーラムは、専門家の間でもコンセンサスが得られていない話題性のある「がん患者の治療と就労」の問題を患者団体、労務の専門家・担当者、産業医、主治医の間で討論し、問題点と解決への道筋を見つけていきたいと考えています。
参加費は無料です。
事前申込制となっております(定員100名)。
下記参加申込書によりFAXまたはメールで事務局までお送りください。
FAX:03-3743-9082
後日、参加証を送付いたしますので、当日ご持参ください。