独立行政法人労働者健康安全機構 研究普及サイト

  • 文字サイズ変更ボタン
  • 文字サイズ小
  • 文字サイズ中
  • 文字サイズ大
両立支援
ホーム » 両立支援 » モデル事業

平成30年度の両立支援コーディネーター応用研修の状況です

「両立支援コーディネーター応用研修」を実施

労働者健康安全機構本部で「両立支援コーディネーター応用研修」を実施しました。

Photo

【対象】

両立支援コーディネーター基礎研修を受講した上で医療機関に勤務しながら両立支援業務に携わる方。

【内容】

疾病4分野(脳卒中・がん・メンタルヘルス・糖尿病)それぞれを想定した事例を検討、発表するグループワーク型研修。
 例えばがん分野では、乳がんの治療で通院しながら仕事を続けることを希望する30代女性の両立支援の手法について、企業と医療との連携方法を多職種間で議論しました。
 各グループに、企業の人事担当者や労働組合職員等のファシリテーターが参加することで、事業所の立場も踏まえたより高度な支援方法を共有することが出来ました。

PhotoPhoto

【受講者】

11月に2回開催  合計99名参加

【受講者99名の職種内訳】

 MSW(メディカル・ソーシャル・ワーカー):55名(55.5%)、看護師:27名(27.2%)、
 理学療法士:5名(5.0%)、医師:2名(2.0%)、作業療法士:2名(2.0%)、
 保健師:2名(2.0%)、管理栄養士:1名(1.0%)、臨床心理士:1名(1.0%)、
 その他:4名(4.0%)

image

【アンケート結果】
◇理解度:92.7%(当日の研修内容が理解できたか)
◇満足度:94.8%(当日の研修内容が今後の業務に役にたつか)

※5段階スケールの上位2段階の割合。

◇受講者の声

・医療的な視点に偏りがちだが、働くこと、生活することを含め、患者さんの大切にしていることを尊重した支援を常に意識したいと思いました。(看護師)
・基礎研修と異なり、より実際の場面を想定し、ディスカッションできました。(作業療法士)
・事例を深めるには時間が足りなかった。様々な病気への支援は必要だが、もう少し事例を少なくして、支援のプロセスを話し合えたほうが良かったかもしれないです。(MSW)
・会社側の立場を考えることが大切であることが学べました。(理学療法士)

PhotoPhoto