職業労働に起因する、皮膚および付属器官の病変を職業性皮膚疾患といい、現実の産業現場では熱傷、酸やアルカリによる化学熱傷その他の切創などの皮膚外傷や化学物質への接触皮膚炎(かぶれ)などの湿疹性病変だけでなく、ヒ素による皮膚腫瘍の発生やクロルアクネ(塩素ざ瘡)、職業性白斑などの病変があります。