研究実施に関する情報公開

研究課題名 ストレス社会における痛風・高尿酸血症の年度別発生頻度調査(病職歴調査データを利用した研究)(病院機能向上研究)
試料・情報の利用目的及び利用方法(他の機関へ提供される場合はその方法を含む。) 精神的ストレスはキサンチンオキシターゼの活性化を介して生体内での尿酸産生を亢進させ、痛風・高尿酸血症の一因となる。近年職場でのストレスが増加し、健康に悪影響を及ぼしていることが問題視されており、職場でのストレス増加によって痛風・高尿酸血症の発症頻度は近年急速に増加していると考えられるが、2006年以降発症頻度調査は行われていない。痛風はADLを著しく低下させ、また高尿酸血症は痛風の原因となるだけでなく腎・心血管病の危険因子にもなり得る。
そこで、本研究では病職歴調査データを利用し、近年の痛風・高尿酸血症の年度別発生頻度や心血管病との併存頻度、さらに職業と痛風・高尿酸血症との関連などを調べることにより、ストレスに晒されている労働者の痛風・高尿酸血症、さらには腎・心血管病の予防手段について検討する。
利用し、又は提供する試料・情報の項目 こちらをご覧ください。
試料・情報の提供を行う機関の名称及びその長の氏名 独立行政法人 労働者健康安全機構  理事長 有賀 徹
提供する試料・情報の取得の方法 病職歴調査により取得。病職歴調査の詳細についてはこちらをご覧ください。
提供する試料・情報を用いる研究に係る研究責任者(多機関共同研究にあっては、研究代表者)の氏名及び当該者が所属する研究機関の名称 独立行政法人 労働者健康安全機構 山陰労災病院 第三循環器内科部長 水田 栄之助
利用する者の範囲 上記に同じ
試料・情報の管理について責任を有する者の氏名又は名称 独立行政法人 労働者健康安全機構 山陰労災病院 院長 豐島 良太
研究対象 平成13年4月から令和2年3月までの間に労災病院にご入院されていた方
個人情報の取り扱い 利用する情報は、お名前、住所など、患者さんを直接識別できる個人情報は含みません。また、研究成果や学会及び学術雑誌で発表する際も患者さんを特定できる個人情報は含みません。
問い合わせ窓口

○本研究の対象となられる患者さんで本研究にご賛同いただけない方は、病職歴調査を実施した労災病院の医事課(職歴調査員)までご連絡ください。
また、識別される個人情報の開示をお求めになる場合も、上記労災病院までご連絡ください。なお、開示にかかる手数料が発生する場合がございますので、あらかじめ病院へお問い合わせください。

○その他、本研究に関するお問い合わせ

【労働者健康安全機構本部】
労働者健康安全機構勤労者医療・産業保健部勤労者医療課
神奈川県川崎市中原区木月住吉町1-1
TEL 044-431-8642

【山陰労災病院】
鳥取県米子市皆生新田1-8-1
TEL 0859-33-8181

戻 る

病職歴データベースを活用した研究実施に関する情報公開

研究課題名 研究期間
本邦におけるじん肺における膠原病、腎症特にANCA関連腎疾患の合併頻度に関する調査研究 H26.4.1~H29.3.31
女性特有の疾病等が就労に及ぼす影響及びその治療と就労の両立に関する調査研究 H27.4.24~28.3.31
じん肺患者が入院加療を必要とした原因疾患に関する調査 H27.4.1~28.3.31
脊椎インストゥルメンテーション患者にアフターケアは本当に必要か?全国労災病院と産業医科大学を含む他施設大規模調査 H27.4.1~H30.3.31
病職歴調査データを活用した入院患者の職場復帰に関する現状調査 H27.4.1~28.3.31
喫煙とがんの疫学研究(多施設共同研究) H28.6.1〜H33.5.31
若年性胆管がんの疫学的研究及び印刷業と悪性腫瘍若年発症の関連性の検討 H27.4.1~28.3.31
入院患者病職歴調査による職歴と病歴の関係等に関する疫学研究 H25.4.1~H28.3.31
入院患者病職歴調査による職歴と病歴の関係等に関する疫学研究 H26.4.1~H29.3.31
入院患者病職歴調査による職歴と病歴の関係等に関する疫学研究 H27.4.1~H30.3.31
消化器病領域の病職歴、医療経済を含めた疫学的検討 H27.2.24~32.2.23
病職歴調査とリンクさせた退院後職場復帰調査 H28.4.1~H30.3.31
化学物質の有害性評価を加速するための国内疫学的サーベイランス手法の開発 H29.7.13~H30.3.31
転移性骨腫瘍患者の実態調査 H30.4.1~H32.3.31
入院患者病職歴調査による疾病予防と復職に関する疫学研究 H30.7.1~H33.3.31
切迫流産・切迫早産の発生率と就労との関係に関する検討 H30.4.1~H31.3.31
原発性小腸癌におけるリスク因子の検討(病院機能向上研究) R1.4.1~R3.3.31
入院患者病職歴調査による疾病予防と復職に関する疫学研究 R3.4.1~R6.3.31
病職歴データを用いた働く女性の不安要素の解明と支援ツールの開発(病院機能向上研究) R3.4.1~R5.3.31
病職歴調査データを利用した深層学習による、テイラーメード検査、診断、治療を明らかにする検討(病院機能向上研究) R3.4.1~R5.3.31
入院病職歴データベースを基礎とし、データソースとlinkageすることで探る、患者の社会的背景が病因、疾病予後、入院医療費へもたらす影響の検討 R4.4.1~R6.3.31
ストレス社会における痛風・高尿酸血症の年度別発生頻度調査(病職歴調査データを利用した研究)(病院機能向上研究) R4.4.1~R6.3.31
全国労災病院データからみた未破裂脳動脈瘤治療の在院日数の推移」(病院機能向上研究) R4.4.1~R6.3.31