産業中毒
普及TOPへ戻る
TOPへ戻る
産業中毒とは
最新の産業中毒情報
その他
研究報告書等一覧

用語解説

当サイトで使用している用語の説明です

50音順 アルファベット順 用語一覧
bar
か

【感作】
かんさ
sensitization
生体に抗原刺激を行い、その抗原に対して過敏状態を誘導すること。また、アレルゲンに曝露して過敏症が惹起すること。

【感作性物質】
かんさせいぶっしつ
sensitizer
感作を起こすことができる物質、アレルゲンと同義。アレルゲンは、アレルギー反応をひき起こす抗原。

【環境影響】
かんきょうえいきょう
environmental impact
環境に対する影響。化学物質による影響を調べる場合、魚・甲殻類(ミジンコ)、藻類を試験生物として用いることが多い。

【官報公示整理番号(化審法・安衛法)】
かんぽうこうじせいりばんごう(かしんほう・あんえいほう)
労働安全衛生法(安衛法)の公表化学物質名簿及び新規に届出され官報に掲載された新規公表化学物質の官報公示整理番号並びに化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律(化審法)既存化学物質名簿及び新規に届出され、官報に掲載された新規化学物質の官報公示整理番号のことをいう。

【管理濃度】
かんりのうど
administrative level
作業環境測定結果から当該作業場所の作業環境管理の良否を判断する際の管理区分を決定するための指標として定められた濃度で、作業環境評価基準(昭和63年、労働省告示第79号)の別表にその値が示されている。許容濃度が曝露濃度の基準として定められているのとは性格が異なる。

【危険/有害性(ハザード)】
きけん/ゆうがいせい(はざーど)
(chemical) hazard
化学物質固有の影響。物理的・化学的性質(引火性・爆発性など)によって生じる物理的影響(危険性)と生体への影響(健康影響および環境影響:有害性)がある。

【急性毒性】
きゅうせいどくせい
acute toxicity
1回または短時間暴露したときに発現する毒性。通常は動物を死亡させる濃度によってその強さを見る。

【局所効果】
きょくしょこう
local effect
化学物質が接触した部位に限局して起こる生体反応を指す。目や皮膚の刺激性(腐食性)。

【許容濃度】
きょようのうど
threshold limit value
労働現場で労働者が曝露された時、空気中濃度がこの数値以下であれば、ほとんどすべての労働者に健康上の悪影響がみられないと判断される濃度を許容濃度という。恕限度、曝露限界値、許容曝露限界値ともいう。日本では日本産業衛生学会が、米国ではACGIHが、ドイツではDFGが勧告値を発表している。許容濃度の勧告値としては時間加重平均(TWA)、短時間暴露限界(STEL)、天井値(C )、等がある。

【急性水性毒性】
きゅうせいすいせいどくせい
acute aquatic toxicity
化学物質の短期的な曝露における水棲生物に対する毒性。通常魚類の96時間LC50、甲殻類の48時間EC50、または藻類の96時間EC50により決定される。

【劇物】
げきぶつ
dangerous chemical
毒物についで致死量が少量で、危険性が高い化学物質をいう。経口投与ではLD50が50mg/kgを越え300 mg/kg以下の物質をいう。劇物毒物取締法により規程されている。

【国連分類・国連番号】
こくれんぶんるい・こくれんばんごう
UN Classification,UN Dangerous Goods Number
国連の経済社会理事会に属する危険物輸送専門家委員会が作成した「危険物輸送に関する国連勧告」による危険物の分類と4桁の番号のことである。MSDSに記載する場合には、クラス等の名称、国連番号、容器等級を記入する。船舶安全法に基づく危険物船舶運送及び貯蔵規則(危規則)告示別表にも分類と国連番号、容器等級が記載されている。

【50%致死量】
50%ちしりょう
50% lethal dose
=半数致死量

【50%致死濃度】
50%ちしのうど
50% lethal concentration
=半数致死濃度
bar
COPYRIGHT
産業中毒TOPへ