−「MRI計測による日本人の頚椎部脊柱管および頚髄の標準値の設定」
研究の特色・独創的な点
剖検やレントゲン計測による頚部脊柱管に関するものは、過去に報告されています。また、剖検例での正常頚髄の形態についても報告されています。しかし、MRIを用いた正常頚椎部脊柱管や、それと頚髄の関係に関する報告はありません。本研究ではそれらをMRIという低侵襲診断機器を用いて検討し、日本人の頚椎部脊柱管および頚髄の標準値を設定します。また、勤労者における業務と頚部脊柱管狭窄症の関係を検討した報告もないので、頚椎伸展時作業と頚部脊柱管狭窄症との関係を明らかにします。
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