筋・骨格系障害
普及TOPへ戻る
研究の概要
研究目的
研究方法
アンケート調査
研究報告書等一覧
研究方法

1)多面的アンケートの作成

 腰痛の定義を明確化し、腰痛の程度、作業姿勢、作業動作、作業環境、職場の人間関係、仕事や生活の満足度、ストレス、抑うつなどの社会心理的要因、生活習慣、過去の腰痛歴を含めた詳細かつ多面的な自己記入式調査票を作成しました。
 腰痛の定義は第12肋骨下縁から殿裂までの痛みとし、その程度(grade)を以下の4段階としました。
1.grade1 腰痛を伴うことはなかった。
2.grade2 腰痛はあったが仕事に支障をきたすことはなかった。
3.grade3 腰痛のため仕事に支障をきたしたこともあったが、休職はしなかった。
4.grade4 腰痛のため休職した。

2)調査方法

 2005年9月からの半年間42事業所の約3万人の勤労者に協力を依頼し、書面にて同意がとれた9,307人からベースラインデータを収集しました。このうち追跡調査は16事業所の5,310人に対し行い、そのうち1年目は3,811人から、2年目は3,194人から回答を得ました。


COPYRIGHT