独立行政法人労働者健康安全機構 研究普及サイト

  • 文字サイズ小
  • 文字サイズ中
  • 文字サイズ大
じん肺
ホーム » じん肺

研究開発テーマ

「じん肺の研究・開発、普及」

 研究代表者 北海道中央労災病院 副院長
       アスベスト疾患ブロックセンター長 大塚義紀

研究概要

じん肺とは鉱物、金属などの粉じんを吸入することによって肺に生じた職業性呼吸器疾病です。本研究ではじん肺の労災認定の迅速・適正化に寄与するために以下の3つの研究に取り組みます

①続発性気管支炎における膿性痰中エラスターゼ測定
じん肺の合併症である続発性気管支炎の診断は膿性痰の割合で判断されていますが、現在は目視で判断されるため、客観性に欠けます。
このため膿性痰中のエラスターゼ活性の測定が、目視に代わり客観的な診断が可能になるか検討します。

②じん肺に見られる間質性肺炎の実態調査
間質性肺炎は一般の方に比べ、じん肺の患者に多く見られることが報告されていますが、じん肺の陰影とはされていません。このため本研究ではじん肺健診受診者を対象にの肺CTを撮影し、じん肺患者における間質性肺炎の実態調査を行います。

③じん肺診断技術の均てん化
じん肺の大陰影は、画像上肺がんとの区別が難しい疾病です。不必要な肺の切除は患者の生活の質に大きな影響を与えるため、両者を鑑別して治療することが重要です。
本研究ではMRIでのじん肺の大陰影と肺がんの鑑別が有効であるか、より多くの症例で検討します。

研究計画 ※医学研究評価部会で使用された資料です

研究報告書 じん肺の研究・開発、普及
北海道中央労災病院 副院長 アスベスト疾患ブロックセンター長 大塚義紀
平成29年度までの研究はこちら