独立行政法人労働者健康安全機構 研究普及サイト

  • 文字サイズ小
  • 文字サイズ中
  • 文字サイズ大
両立支援 がん

テーマ3.
離職(一時離職を含む)した理由

>離職(一時離職を含む)した理由

一時離職を含め離職した理由を聞いたところ、約6割ががんが直接の原因であると回答した。また、復職の保証など会社からの配慮があり離休職した勤労者は6%であった。

辞めた具体的な理由には、
雇用形態によるもの: 「短期雇用(アルバイト等)のため、治療のために長期休暇をとることが出来なかった」
職場の雰囲気等; 「はっきり言われたわけではないが、そう受け取った」
他者への遠慮; 「同僚や取引先に迷惑をかけるため」
治療の進捗の不透明さ; 「予後の見通しが立たず、入退院の目処もわからなかったため」
体力的な問題; 「体力に自信がなくなった」
治療に専念するため; 「医師から静養をすすめられた」
などがあった